非常のひと

工業系人間の日常。DIY精神で自分でやれば工具が手に入って、作業も楽しめて2倍お得。

DIYで長いケーブルをカールコード化する。

DAYTONA(デイトナ) バイク用インカム COOLROBO WIRECOM 73766

DAYTONA(デイトナ) バイク用インカム COOLROBO WIRECOM 73766

バイクで子供とタンデムした時に便利かと思い、ヘッドセットを買いました。
もちろん信頼の有線タイプ。中華以外はBluetooth版は高すぎ。
これのインプレは、またいずれ。
最大にして唯一の欠点がケーブルが邪魔。分かってはいましたが、タンデム時はいいとし一人で乗ってるときなどかなり邪魔です。100均のケーブルホルダーなど使ってみましたが、イヤホンとは違いケーブルがそこそこ太いので巻取りしても、ちょっとしか短くなりません。

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現状のケーブルと参考にしたページ

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こんな感じ。ピンジャックがマイク側にもあればと思うがなぜが一体化しています。

下記のページを参考にさせて頂きました。

groovy-clutch.blogspot.jp

作業1 ケーブルを巻きつけていく。

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突っ切りボルトがあったので、それに巻きつけていきます。
後で気が付きましたが、きつきつに巻くのがいいみたい。

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両端は緩まないようにテープで止めました。

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マイク部は保護のため、ジップロックにいれました。


作業2 ケーブルを加熱する。

参考にしたページと同じようにお湯につけようとしましたが、ここで問題発生。
ボルトに巻きつけたため、曲がらないので鍋に入らない…。

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仕方ないのでホットガンで温めることにしました。
多分ドライヤーとかでもできると思います。

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加減が良くわからないが、均一にかつケーブル表面を溶かさないように加熱していきます。
案の定一部溶かしました…。

2回目作ってる時に気が付きましたが、加熱すると巻が緩んでくるので、適当に締め増しするといい感じになります。

作業3 冷やす&静置する。

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水で急冷します。

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冷蔵庫でしばらく冷やして置きます。
嫁さんにナニコレって聞かれますので、開閉の少ない野菜室に置くのが良いでしょう。

半日ほど放置します。

作業4 完成 & 巻きを強くしたい場合は逆巻きする。

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ボルトから外すとこんな感じになりました。
コレでも充分なんですが、逆巻きという作業をすると巻の強い内側部分が外側に来るため巻がきつくなることにより、全長が短くなります。

作業5 逆巻き

電動ドライバーなどで逆巻きすることも出来ますが、対して長くないので手動で行きます。
逆巻きとはいっても、ケーブルの裏表をひっくり返すだけです。

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逆巻きしている部分の巻きが強くなっているのがわかります。

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ただ加熱や巻きのムラがあるせいで見た目が悪くなります。

もう一度ボルトに巻き直したりすると少しマシになります。

完成

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ビフォア

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アフター

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ヘルメットにつけるとこんな感じ。

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不要な時はマイクに巻く着けとくことにしました。


思ったよりも簡単に出来ました。

いろんなコードをカールコード化したい衝動に襲われます。

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