非常のひと

工業系人間の日常。DIY精神で自分でやれば工具が手に入って、作業も楽しめて2倍お得。

DT 再び眠りに

直してから、試走を兼ねて乗ってたら急にエンジンストップ、再始動しても数百メートルで止まるを繰り返し。完全にエンジンが始動しなくなりました。
キャブがオーバーフローしてたようで、別のキャブに交換しましたが駄目。
点火OK。燃料OK。キャブもOKなのに・・・。
キックは降りるし、セルは回るけどなんか軽いような・・・。多分アレです。

この状態で、放置していましたが意を決して見てみます。
チャンバー外して覗いて見ます。

縦筋があります。もう、ほぼ確定ですね。触って見てもアレです。

諦めて、シリンダー外します。折角、組みましたが、オイルタンク、ラジエター、YPVSモーター、エンジンハンガーを外さないと抜けません。キャブはそのままでOK。


うわ、こりゃ酷い。側面に大きな傷が。何本もあります。


排気側のピストンリングが押し込んだ状態で固着してます。
こちらのリングが効いてなく、ピストンが傾き吸気側が傷だらけのようです。


トップは不自然なほど、キレイです。というか、油分が皆無です。


シリンダーは、奇跡的に傷もなく大丈夫の様です。

原因は良く分かりませんが、
・キャブがオーバーフロー>シリンダーに流れ込む>油膜切れ>焼きつき
じゃないかなあ。



YPVSも見てみました。こちらは、予想通りカーボンだらけです。

なんとかピストンとリング交換でいけそうなので、部品発注です。手間掛かるなあ。

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