非常のひと

工業系人間の日常。DIY精神で自分でやれば工具が手に入って、作業も楽しめて2倍お得。

アースカー プジョ−206 (1.4L 4AT)


タイムズカープラスに加えて、アースカーにも入会してみました。
近所とは言えないものの、近隣に車があるのと、車種が豊富なので入ってても損はないかと。

プジョー206は友人が1.6L・5MTを所有してたのでかなり運転したことがある。
今回の目的は短時間ではなく、AL4の4ATをしっかり体験しておきたいと思った。
周りはMTが多いので、なんだかんだいって4ATはあまり乗ってこなかったのと、壊れて3速固定モードになったのを頻繁に車屋でみてたのでどっちかというと敬遠してました。
 壊れすぎたせいか、AL4の修理法が確立してきたのとそれなりに信頼性があがってきたこと、制御が前回のカングー試乗で悪く無いと感じたので街乗り高速含めて一度しっかり乗ってみたいなと思ってました。

プジョ206のインプレ

そう入っても206に乗るのはかなり久しぶりです。
過去の印象としてはフランス車としては妙に足回りがひょこひょこして軽い。
椅子位置が高くて高い位置に座ってる印象がある。ってところでした。

あらためて乗ると

ハンドルが妙に重い。電動パワステに慣れきった自分にとって油圧とはいえここまで重いのは久しぶりです。そのせいか妙に取り回しが数値以上に悪い印象。
 椅子はやっぱりあんまり大したことない。1.4スタイルのためなのか、テレスコや椅子のハイト調整、ランバーサポートもありません。座面や背もたれのクッションは柔らかさが適切でシートポジションも程よくきまるけど、クッションが充分というほどではないので、1時間程度のるとちょっと不足気味で底づき感を感じる。シートポジションは昔のプジョーってこんな姿勢だったよなって懐かしく感じた。ハンドルにしがみつくような感じの205を思い起こす姿勢。後席は座面が短くて結構窮屈な印象。昔はここに乗って友人と数日間の旅行にいってたので、横座りしてたのが懐かしい。

 意外だったのがラゲッジが大きい。フランス車ってこうでなくては。今のアンダーラゲッジって結局容量が目減りしてるようにしか思えないのでやっぱりこっちのほうがいいのではと感じる。

 エンジンは1.4Lながらなかなか力感があり車重も1tちょいと軽いので、不足はほとんど感じない。むしろ今の直噴勢に比べて重低音のサウンドが心地よい。SOHCなのでトップエンドに向かってパワーが出るわけではなくて、回した分程度にパワーが出る印象。
ぶっちゃけ、気持ちいい。NAのアクセルの反応。特にハーフスロットルの領域でキープしてそこから踏み足したり離したりする動作についてくるこの感じはダウンサイジングターボでは得られない快感だ。

ブレーキがあんまりオーバーサーボ気味じゃないというより初期制動が頼りなくて割りと踏力がいるのが記憶になかった部分。

AL4の印象について

よく言われているように、なかなかシフトアップしない。ショックがでかい。ダウンシフト妙にする。という評判はそのままです。
しかしながら、この1.4Lとの組み合わせに関しては駆動を切らさないという点でマッチングがかないよく、むしろメリットで自分がMT操作をしていたとしても同じように回転キープしてるように動作してくれる。MTモードもレスポンスは正直全く良くないが、勝手に変速しない点は素晴らしい。ジャダーが出てもそのままかなりの段階までキープするのは正直驚いた。
 結論としては、変速の制御については不満はほとんどない。ただ変速ショックや変速速度については旧世代のATというのは正直ある。4速なのはあまり気にはならなかった。ショックや変速遅さのこともあるので4段の方がネガが目立ちにくいとも言える。
 でも1時間ぐらい載ってるとMTの方が純粋に性能としては上だなあと感じる。それを過ぎるとたぶんどうでも良くなって、これでもいいかと思うんだろうが。

アースカーの印象について

システムはタイムズカープラスの方が上ですね。
なによりタイムズの駐車場に止まってるという点で場所がわかりやすい。
アースカーは個人駐車場なので場所がわかりにくく、かつ場合によっては駐車難度が高い時がありそうです。今回も結構面倒でした。
 いろんな車種ラインナップがあるのは魅力ですが今のところ、タイムズカーに比べるとそれしかメリットはなさそうです。ただカーナビに関してはメモリーカーナビも安く、説明のガイダンスとしても利用できるので、全車標準化してもいいのではと思う。
ゴリラがストラーダという名前になった当時の懐かしのDVDカーナビはどうかと思う。

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